量的緩和 - りょうてきかんわ
量的緩和とは中央銀行が市場に摩訶不思議な紙幣のシャワーを浴びせかけ、金利は天井知らずに跳ね上がらない程度にコントロールしながら、消費者と投資家の歓声を煽る儀式である。借金好きな国家と高級債券コレクターを養成する一方で、貯金箱を空っぽにして来年への期待を担保とする。低金利の底を打ったはずが実態経済は浮かばれず、中央銀行はアベンジャーズも真っ青の金融ヒーロー気取りである。穏やかなはずの市場に狂騒を撒き散らし、果てにバブルかデフレかという選択肢しか与えない恐ろしい魔法でもある。