グリーンボンド - ぐりーんぼんど
グリーンボンドとは、環境保全という高尚なイメージを担ぎ、投資家の罪悪感を解消しつつ資本の循環を促すファイナンスの小細工である。持続可能性の名のもと、地球と投資家の利益を同時に謳うが、実質的にはコーポレートグリーンウォッシュの温床に過ぎない。発行企業は「環境に優しい」と称しつつ、詳細な資金使途は一切ブラックボックスにしてしまうのが常套手段だ。投資家は良心と利回りの両方を手に入れた気分になるが、実際の環境インパクトは手付かずの自然を眺めるだけで終わることもある。透明性というバズワードが踊るうちに、グリーンボンドは社会的美徳を装った資産形成の新しい表現として市場に定着した。