ミニマリズム - みにまりずむ
ミニマリズムとは、持ち物を必要最小限に絞り込むことで、所有という罪悪感を軽減しようとする自己憐憫の精神運動である。空っぽの棚は心の解放の象徴と言われながら、多くの実践者は空間の空虚を写真に収め、他者に自慢するための新たなステータスとして活用する。無駄を排除したはずの生活には、むしろ整理用グッズや企画されたワークショップ、新たなルールが大量に忍び込む。究極的には、物を減らす行為そのものが新たな消費となり、シンプルさを追い求める代償として手間と時間を増やすだけの逆説的なライフスタイルだ。