辛辞苑
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#モダニズム
デ・ステイル - ですている
デ・ステイルとは、一九一七年にオランダで誕生した芸術グループ兼宣言であり、現実の複雑さを水平垂直と原色のみに還元することで、普遍の美を唱える運動。抽象の名の下に感情と文脈を切り捨て、画面をまるで電気信号の配線図のように平坦化する。絵画、建築、家具にまでそのシンプルさを押し付け、芸術家たちを整然とした檻の中に閉じ込めた。かくして、普遍性という美名のもとに、多彩な個性は三原色と直線の世界に吸収されていった。
バウハウス - ばうはうす
バウハウスとは、「形は機能に従う」と唱えながら、装飾という贅肉をそぎ落とすことを美徳とする謎の学派である。合理性を叫びつつ、結果的にどの家も同じ箱に見えるという逆説的アートを量産する。建築から家具、タイポグラフィに至るまで、あらゆる空間を無機質な舞台に変え、個性を平準化するという硬派な革命を起こした。だがその実態は、建物を売りやすくするための流行装置に過ぎなかったという皮肉が漂う。いずれにせよ、無駄を排したはずのデザインが最も目立つ主張を放つ、その存在自体が皮肉の塊だ。