辛辞苑
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#レジリエンス
災害復旧 - さいがいふっきゅう
災害復旧とは、自然や事故が組織の脆弱さを白日の下に晒した後、慌てて傷跡を繕おうとする悲壮な儀式である。これにより、助けを呼ぶどころか報告書作成と会議の嵐を招き、担当者はコーヒーを頼む暇もなく夜を明かす。計画とは名ばかりの書類の山が積まれ、実際の作業はその合間に行われる。最終的には「想定外」と「予算不足」で幕を閉じる負の円舞曲であり、一度でも舞台に上がれば二度と平穏な日常には戻れない。
生態系レジリエンス - せいたいけいれじりえんす
生態系レジリエンスとは、“自然がどれだけ繰り返し破壊されても何とか耐え抜く自己満足の力”である。政府や企業が口にすればするほど、自らの乱開発を正当化する免罪符となる。森や河川は黙ってそれを受け入れ、破滅の瀬戸際で辛うじて息を吹き返す様子が皮肉にも我々の心を打つ。自然を守るための概念が、開発を加速させる矛盾に満ちたアクセサリーと化した瞬間を見逃すな。使用例: 街路樹を伐採しつつ「生態系レジリエンスがあるから大丈夫」と胸を張る。
地域レジリエンス - ちいきれじりえんす
地域レジリエンスとは、災害が来るたびに掲げられる掛け声にすぎない美辞麗句。行政も住民も、実際に備えるより口先で「強靭化」を唱えることに熱心だ。危機を乗り切る力を持つとされながら、訓練には誰も集まらず、避難経路は手付かずのまま。絵に描いた餅であることを、毎度の台風で思い知らせる社会的奇跡とも言える。
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