P2P融資 - ぴーつーぴーゆうし
小口投資家がネットの向こう側の見ず知らずの借り手に直接お金を融通し、銀行という中継ぎを排除したと自慢しながら、実態は「匿名の借用書交換会」である。利率やリスクを美辞麗句で飾り付け、参加者が互いに「信頼」を担保するという妙な連帯感を醸成する。まるでSNSで「いいね!」を募るがごとく、資本もまた承認欲求の元となり得る。破綻が起これば口座照合より先に「お互いの顔を知らない」という言い訳が飛び交う。資金移動の自由と幻想的なリターンを約束しつつ、最後に残るのは自己責任という名の負債ばかりである。