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#不公平

縁故主義 - えんこしゅぎ

縁故主義とは、能力や実績ではなく血縁や地位が採用・昇進の最重要条件となる社会慣習である。公平という錦の御旗のもと、一部の人脈が特権階級を世襲する様子は、まさに滑稽というほかない。適材適所という社是は、ただの看板として飾られ、真の選考基準は「誰を知っているか」に集約される。「実力社会」を謳いながら、裏口入学も正式ルートも同じ血筋に優遇される不文律は、誰もが知りつつ誰もが見て見ぬふりをする影のルールだ。こうした制度の前では、いかなる努力や才能も家系図という魔法の短冊にかないはしない。

逆進課税 - ぎゃくしんかぜい

逆進課税とは、所得が低いほど割合が高く感じる謎の税制。収入が減るほど重くのしかかる官僚の錘。その痛みを感じるのは、主に財布の薄い人々である。富裕層は笑顔で通過し、庶民は肩で息をする。公平の概念を蹂躙しながら、社会のバランスを完璧に崩壊させる。

差別 - さべつ

差別とは、自らの正しさを社会への贈り物と称し、他者を一括りに見下す崇高な儀式である。ある属性を持つだけで判決を下し、無数のレッテルを貼り付けることで精神的な満足を得る。公平とは呼ばれないが、差別者自身の立場を守るための最も手軽な防衛手段でもある。時に行政や企業が政策と称して行い、まるで善意の装いをまとって舞い降りる。鏡を覗けば、その行為が自分自身を小さく切り刻んでいることには気づかない。

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