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#主権

国家主権 - こっかしゅけん

国家主権とは、自国のルールを絶対視しながら、他国のルールを平気で破る権利のこと。政府が他国の干渉を拒絶しつつ、国内の自由を制限する絶妙なダブルスタンダード。理論上は自決と独立を保障するが、実際には外交と軍備拡張のための便利な看板に過ぎない。十字架のように掲げられるけれど、その重みで自ら足を踏み外すこともある。

国民主権 - こくみんしゅけん

国民主権とは、主権が国民にあると豪語する革命的スローガンのこと。実際には選挙のたびに投票を促し、その後はほとんど無視する仕組み。政治家は『国民の声を聴く』と言いつつ、支持率が回復するまで聞く耳を持たない。市井の市民は投票所で主権者を自覚したかのように振る舞い、その後はテレビのワイドショーに意見を預ける。だがこの奇妙な儀式を繰り返す限り、誰もが主権者であるという真実だけは揺るがない。

主権 - しゅけん

主権とは、国家が国民の意思を体現すると大々的に唱えつつ、その実態は時の権力者が都合よく描き直す気まぐれな版画である。法の絶対を謳歌しながら、例外の積み重ねによって土台を支える砂上の楼閣でもある。国境を魔法の線と定義しつつ、経済や情報の流入は無期限に許可する矛盾の象徴だ。使用例: 大統領は他国の介入に抗議しつつ、自国民のデモを“主権侵害”と批判した。

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