セカンドキャリア - せかんどきゃりあ
セカンドキャリアとは、定年や転職後に若者向けのポジションを割高な掛け声付きで販売する、人生二幕目のオーディションのこと。自己啓発セミナーやネットワークビジネスがこぞって飛びつき、過去の職歴が新たな肩書きと交換される。実際には若手の足元を見た底値交渉が行われ、経験豊富な人材は講師やコンサルタントに仕立て上げられる。しかし、その役割は往々にして『人生経験を語る指導者』であり、求められるのは実用的スキルよりも失敗談の面白さだ。新たな輝きを期待した者の多くは、やがて『前職より儲からない』と嘆く。