辛辞苑
ホーム
タグ
カテゴリー
このページについて
ja
#利回り
内部収益率 - ないぶしゅうえきりつ
内部収益率とは、企業が投資案件を評価する際に好みの言葉で計算された幻の利回りである。高い数値ほど成功の約束を囁き、低いと現実の不確実性を毒づく。まるで未来の収益を覗く魔法の鏡のようだが、実際には複雑な計算式の網に絡め取られたまま放置されることが多い。プロジェクトが上手くいけば英雄扱い、失敗すれば「モデルが甘い」という皮肉な言葉を浴びる。結局、数字のマジックに踊らされる人間にとって単なる自己満足の指標でしかない。
表面利回り - ひょうめんりまわり
表面利回りとは、家賃収入だけを取り出して楽観的な未来を描く、投資家の希望的観測を数値化した魔法の装置。維持費や税金といった邪魔者は無視され、数字は常に美しく膨らむ。手間を考えずポンと買い、夢の配当を謳歌する姿を想像させるが、実際の収支はどこか遠い世界の話。現実逃避と投資分析のあいだで揺れ動く心を巧みにくすぐり、気づけば資料のページをめくる手が止まっている。分母に土地価格を置けば、後悔の可能性が微分されて浮かび上がる、投資の甘い罠である。
利回り - りまわり
利回りとは、投資の成果を数字化した魔法の呪文。期待値と現実のギャップを含む無色透明の毒でもある。投資家はこの数字を見つめながら明日の不安と今日の後悔を天秤にかける。高ければ祝福され、低ければ罰を受ける、この世の機械じかけの神託に他ならない。