辛辞苑
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#同盟
ギルド - ぎるど
ギルドとは、同じ目的の下に集まった者たちが、責任を分散しつつ褒賞を独占するために編み出した社会的奇策。メンバーは互いの肩書きを讃えながら、実際の労働は他者任せにするのが美徳とされる。個人の功績はギルドの手柄、ギルドの失敗は個人の教訓に変換される絶妙の自己矛盾装置だ。中には「参加しただけで勝利確定」と信じ、ビール片手に語り合うホームグラウンド愛好家もいる。組織の壁は仲間意識という名の檻であり、脱出は容易に許されない儀式である。
同盟 - どうめい
同盟とは、互いの利害をかりそめに一致させるための成人式を経た不信の契約である。いつ破棄されるか分からない約束に命運を託す、文明の華やかな綱渡り。
同盟 - どうめい
同盟とは、他者との間に設ける“共犯契約”のようなものである。互いの安全を預け合いながら、信頼は書面の墨と同じく薄い。大義名分を掲げれば一時的に結束は固まるが、利益が揺らぐと同時に亀裂も走る。最も平和的に見える構造こそ、最も脆い不和の種を孕む。