辛辞苑
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#商標
商標 - しょうひょう
商標とは、会社が自らのロゴや名称を法の名の下で鎖で縛るための法律的犬笛である。登録することで「この言葉はわたしのものだ」と世界に宣言しつつ、似たような印象まで起訴の口実に変える魔法の切れ味を手に入れる。消費者は安心感の幻想に包まれ、企業は他社の盗作を声高に叫ぶ権利を得る。だがその実態は、独占と訴訟ビジネスを支える歯車であり、創造性の芽を法廷の紙束で踏みつける存在と化す。わずかな類似を見つけては「侵害」を叫び、対価をむさぼる、近代資本主義の隠れた狩り場の一つだ。
知的財産 - ちてきざいさん
知的財産とは、人間の頭から生まれたアイデアを紙と法律の鎖で縛り、他人の手を遠ざける文明の装置である。真の創造的行為よりも、その結果を囲い込む行為に心血が注がれるのは皮肉という他ない。思いつきの瞬間から権利侵害の脅威が付きまとい、弁護士と契約書が友情の代用品となる。アイデアは共有すべき美徳とされる一方で、もっとも奪い合いが激しい資源でもある。企業はこの紙一枚に未来の収益と地位を託し、手厚く保護すると誇らしげに宣言する。