循環論法 - じゅんかんろんぽう
循環論法とは、自分の結論を既に前提として用いることで、その正当性を自らで証明しようとする論理の遊戯である。自分の主張を味方につけ、議論の輪をぐるぐる回るさまは、まるで自分で自分に拍手を送る自己陶酔の儀式にも似ている。互いに奥歯を噛みしめながら「だから正しい」と言い張る様は、議論という名の迷宮を彷徨う永遠の旅人のようだ。真実を探す旅には不適切ながら、安心感だけは得られるという皮肉なメリットもある。最終的には問いかけるべき問いを飲み込んだまま、同じ場所に戻るだけの豊穣な循環を提供してくれる。