環境心理学 - かんきょうしんりがく
自然と人間の心の相互作用を研究すると称しながら、都会のコンクリートジャングルでスマホを眺める人々の無意味な行動をデータ化する学問。実験室では観葉植物と被験者を同じ空間に閉じ込め、「心地よさ」を数値化するだけで何かが完結した気になる。学会ではグラフの桁を累々と重ねただけの結論を、世界を救うアイデアかのように誇示する。緑地計画から省エネ行動まで、すべては「人を変える」の名目でプレゼン資料に落とされる。結局のところ、環境心理学とは人間と環境の幻想的な恋路を概念の網で紐解こうとする催眠術に他ならない。