辛辞苑
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#手入れ
爪 - つめ
爪とは、手足の先端に生えた硬質の装甲でありながら、無言で自我を主張し続ける存在である。切れば罰せられたように痛みを伴い、伸ばせば衛生の名の下に疎まれる。手入れを怠ると、社会的非難の一因となり、過度に磨けばナルシシズムの象徴と化す。いかに小さき器官とはいえ、現代人の秩序と恥辱を掌握する独裁者に他ならない。