辛辞苑
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#抽象芸術
抽象芸術 - ちゅうしょうげいじゅつ
抽象芸術とは、具象を捨て去ることで、観る者を混乱と啓示の間に誘うキャンバス上の哲学実験である。あらゆる色と形状は自由競争に晒され、意味は購買力と批評家の機嫌に委ねられる。見えざるものを見せると言い張りながら、しばしば「理解できない」ことこそがその価値とされる。ギャラリーでは真剣な顔をした人々が、数分前まで誰も気に留めていなかった点や線の配置を熱心に語り合う。結局、抽象芸術の本質は、作家と観客の共謀によって生まれる見え透いた秘密である。
抽象表現主義 - ちゅうしょうひょうげんしゅぎ
抽象表現主義とは、キャンバスを言語以上の哲学的墓地と定め、筆の動きを偶像化する不条理な信仰である。そこでは、誰も見たこともない感情の残骸が色彩の爆弾として投下され、それを高尚だと賞賛することで教養を証明した気分になれる。作品の前に立つ者は、『そこに何があるのか』ではなく、『何を感じたか』を問われる拷問に晒される。理解できないことが即座に美だとされ、無意味こそが芸術の本質とされる逆説の祭典である。