辛辞苑
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#文化
アッサンブラージュ - あっさんぶらーじゅ
アッサンブラージュとは、瓦礫の山から突如現れるアートという名の悪戯。部屋の隅に転がっていた古びたおもちゃも、気づけばギャラリーで高額取引されるポジションに昇格する。無秩序に集められた破片たちが、芸術と認められるまでの滑稽な儀式であり、見る者の価値観をひっくり返す不思議な魔法である。
美学 - びがく
美学とは、何が美しいかを永遠に議論し続ける言葉遊び。見る者のプライドをくすぐる装飾語として機能し、実践を伴わずに高尚さを保証する。画商と評論家にとっては商売道具、学生にとっては宿題の材料に過ぎない。時に、キャンバス上の五ミリの筆跡に人生の真理を垣間見た気分にさせる魔術として働く。結局は、学問の名で幻想を売る高級ギミックである。