辛辞苑
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#消費者保護
修理する権利 - しゅうりするけんり
製造者が秘密の呪文によって機器を鎖につなぎ、消費者に代価を課す中、その呪縛を解き放とうとする幻想的権利。理論上は部品と情報の提供を求め、電子錬金術の徒を自称する試み。現実には企業の法務部屋をぐるぐる彷徨い、『認められました』の御墨付きを得て姿を現す民間伝承。環境保護の聖歌と消費者主義の兼業歌人が矛盾の詩を紡ぐ舞台。
消費者保護 - しょうひしゃほご
消費者保護とは、市場のカオスに投げ込まれた個人に与えられた盾とされながら、実際には書類と審査の迷路で消費者の時間と労力をむしり取る制度。法律の文言は威風堂々と権利を謳いながら、適用される場面は政治的駆け引きと官僚的手続きの裏側でひっそりと縮こまる。企業の宣伝文句を糾弾する一方で、その手続きの複雑さはまるで消費者自身を試験にかけるかのよう。オンとオフの切り替えが自由自在な制度であるはずなのに、必要なのは消費者の忍耐と膨大なコストだけ。やる気があるのは立法府だけで、実行力は常に交渉の餌食となる哀れなヒーローだ。