辛辞苑
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#現代美術
インスタレーションアート - いんすたれーしょんあーと
インスタレーションアートとは、広い空間に設置された一見意味不明なオブジェクトの集積であり、現代人の疲れた感性を試す試験地である。作家は日用品からゴミまでを選び抜き、鑑賞者に勝手に解釈させることで、責任を回避する。展示期間が終わればあっさり撤去され、存在したことすら伝説になる。鑑賞者はアートに感動したと称しつつ、帰路ではその価値を忘れてコンビニに寄るだけ。社会とはこの程度の芸術にすら、ちゃんと踊らされる単純な生き物だという真実を炙り出す。
インタラクティブアート - いんたらくてぃぶあーと
鑑賞者は作品の前に立ち、自由意志の名のもとに用意されたボタンを押し、選択肢を消費することで『参加した』気分に浸る。アーティストはその隙に鑑賞者の注意力を囲い込み、最新のテクノロジーという鎖で縛り上げる彫刻家のごとく振る舞う。誤作動が起きれば、『偶然の美学』という名の言い訳が飛び出し、作者は神の御業を自称する。参加の喜びは往々にして参加の仕組みへの耐性試験と化し、人々は作品に弄ばれる悦楽を見出す。インタラクティブアートとは、関与したという幻想を販売する現代の見世物小屋である。
コンセプチュアルアート - こんせぷちゅあるあーと
コンセプチュアルアートとは、物体を疑い、言葉で勝負する美術の詐術である。誰でも描ける空虚さを高尚とし、鑑賞者に思考の苦行を強いる理屈の見世物。実体のないアイデアを価値あるオブジェとして扱う、その無形の商品化。美術館の棚に並ぶ説明文こそが作品本体であり、空白の白いキャンバスが最大の見世物となる。要するに、現代美術の言い訳工場である。