辛辞苑
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#知恵
ソフィア - そふぃあ
ソフィアとは人々が求めつつも聞く耳を持たず、神聖な知恵という名目の下で書物と講義を積み重ねさせる、永遠の講師。理解し難い概念の迷宮に案内しながら、手を貸すことなく罠を仕掛ける巧妙な教師。講堂や聖書の中では讃えられ、実生活ではろくに役立たない高尚な装飾品。その存在は人類の思考を進化させたかに見せかけ、同時に行動力を奪い続ける矛盾の化身。
叡智 - えいち
叡智とは、自らの無知を飾り立てるための豪華な衣装ともいうべきもの。檀上で講釈を垂れる人ほど、その負荷に耐えかねた脳内の混乱を隠している。真に叡智を持つ者は言葉を惜しむが、周囲は長々とした定義を求めてやまない。しばしば「何が真実か」と問われるが、答えはいつも「それはあなた自身の問いだ」と返されるだけだ。結局のところ、叡智は思索よりも疑念のほうが得意な社交的能力とも言える。
知恵 - ちえ
知恵とは過去の失敗を新たな失敗で正当化するための装置である。経験と理屈をひとまとめにし、人生の無意味さを説得力ある言葉で包み隠す技巧でもある。苦い教訓を甘い言葉で味付けし、聴衆を安心させる人気商品。」「知恵」と書いて「自己満足」と読む者も少なくない。