辛辞苑
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#羨望
嫉妬 - しっと
嫉妬とは他人の幸福に自らを晒し、自尊心の土台を揺るがすスポーツ観戦である。心の小競り合いを正当化し、無関係な第三者を巻き込む公平性ゼロの娯楽。隣の成功をうらやましげに覗き込み、自分の価値を他人の不始末で測ろうとする陰湿な計量器。愛と絆をつなぐはずの感情を、コントロール欲と猜疑心で泥まみれにしてしまう。最終的には誰も本当に勝利しない、自己嫌悪のマラソン。
羨望 - せんぼう
羨望とは「他人の庭の芝はいつも青く見える」という古くも普遍的な錯覚を信じて疑わぬ、心の貧乏神である。自らの価値を測るため、他者の成功を定規にし、その影を自分に押し付ける行為と言える。自己改善の名の下に自己嫌悪を肥大化させ、幸福という果実を他人から盗み取ろうとする。対岸の火事の熱量を妄想で過剰に感じ、冷静さを失う生き物。社会的比較という舞台で、常に自分が不遇な主人公であると確信し続ける。