ステークホルダー資本主義 - すてーくほるだーしほんしゅぎ
ステークホルダー資本主義とは、株主以外の顧客、従業員、地域社会などを積極的に取り込むと謳いながら、実際には誰にも完全には満足させられない万能の免罪符代わりの企業経営戦略。倫理的な使命感の仮面を被った利益追求の大義名分であり、透明性を装いつつ複雑怪奇な責任分散の迷路を敷設する。すべての声を尊重すると言いながら、その矛先が社外に向くころには役員報酬と株価がひそかに踊っている。結局は「誰もが満足した」と言い張るための、遠吠えのように響くスローガン。