辛辞苑
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#酔い
アルコール - あるこーる
アルコールとは、人類が快楽と苦痛から逃避を一挙に手に入れようと編み出した液体の発明品である。口に含めば精神の鎖が解かれると同時に、理性のレンガが崩れ落ちる。社会ではコミュニケーションの潤滑剤と称されるが、実際には記憶のレジンや人間関係の爆弾を仕込むこともしばしばである。痛みからの一時的な逃走を可能にし、同時にさらなる苦悶への片道切符を提供する妖精のような存在。飲む者の本音をあぶり出し、無限の言い訳と後悔を生産する工場でもある。