説明
涅槃とは、永遠に続く苦悩の回廊からようやく抜け出した魂に与えられる“休暇”と伝えられる秘境。実際には終わりのない再来週行きのエレベーターで、扉が開かない乗客が多数いるという都市伝説のようなもの。仏教徒は究極のゴールと呼ぶが、苦しみを終わらせるために新たな苦悩を味わうという逆説を孕む。結局のところ、悟りとは自己満足にも似た高尚な自己陶酔かもしれない。
定義
- 涅槃, n. 苦悩の輪廻という高速回転メリーゴーラウンドから飛び降りたつもりが、地面が見えない幽玄の闇に迷い込む降車地点。
- 涅槃, n. 「もう悩みたくない」と願った末に、自分自身の存在意義まで棚上げしてしまう恐るべき休止ボタン。
- 涅槃, n. 永久保証付きの安息という名の看板の裏に、長期メンテナンス中と書かれた真実。
- 涅槃, n. 煩悩と向き合ってきた者が最後に手にする、苦行のセール終了品。
- 涅槃, n. 解脱と言いながら魂を倉庫にしまい込み、誰も取り出せなくする禁断の施錠。
- 涅槃, n. 目指せば目指すほど遠ざかる、天空遊泳への片道切符。
- 涅槃, n. 無心になって瞑想した結果、心さえも無かったことにされる自己消滅装置。
- 涅槃, n. 一滴の煩悩も残らないと謳われるが、淘汰されたのは記憶だけという恐怖。
- 涅槃, n. 人類共通の幸福の定義として掲げられるが、その実態は個別仕様書ゼロのブラックボックス。
- 涅槃, n. 到達すれば苦しみは消えるが、同時に二度と笑うことも許されない取り引き。
用例
- 「涅槃って本当にあるの?」「あるらしいよ。でも長い行列に並んで、扉が永遠に開かないけどね」
- 「僕、煩悩ゼロになりたいんだ」「涅槃行きチケットは高くつくよ。魂まるごとセットだ」
- 「涅槃で何するの?」「何もしないことをするんだよ。究極のヒマつぶしさ」
- 「解脱すれば幸せ?」「解脱して暇すぎて寂しくなるらしいよ」
- 「瞑想で涅槃に近づいた気がする」「それ、ただの居眠りって話もある」
- 「涅槃達成!」「おめでとう。ただしSNSは永久凍結」
- 「煩悩を消すには?」「涅槃行きの片道切符を手に入れることさ」
- 「仏像前で願掛けすれば涅槃かな?」「願掛けだけじゃ不足。自己否定フルコースが必須」
- 「涅槃とは何?」「苦しんだ者が最後に嘆く場所だよ」
- 「悟った先に何があるの?」「苦しみは終わるけど、物語も終わるらしい」
語り
- 煩悩を断とうとした修行僧は、結局スマホの通知音に怯えながら涅槃を夢見ていた。
- 宗教書に書かれた涅槃は終着点と称されるが、実際には誰も降りられない噂もある。
- 渇愛を捨てる修行は、財布の中身を減らすだけの地味な苦行だった。
- 涅槃という駅に群がるのは、終わりなき旅路に疲れた迷子たち。
- 解脱の瞬間、過去の苦しみが懐かしさにすり替わるという新たな煩悩が芽生えた。
- 瞑想の果てに見た光景は、ただの白い壁だった。
- 涅槃が実在すると信じるほど、現世の痛みから逃れられない人々。
- 煩悩リストを削除した先に待っていたのは、さらに増えたリストだった。
- 涅槃の看板を掲げる寺には、参拝者の姿が一度もない。
- 悟りは到達すれば苦しみを終わらせるというが、語られぬ苦しみがそこに残る。
関連語
別名称
- 無限休憩所
- 悟りの出口なし
- 永久停留場
- 魂の保管庫
- 煩悩リセットボタン
- 霊的保留
- 天上行き未遂
- 終着掲示板
- 釈迦の待合室
- 存在停止券
同義語
- 最終降車駅
- 煩悩無効化
- 精神版ブラックホール
- 悟り詐欺
- 幸福詐取装置
- 無常の待合室
- 解脱未遂
- 絶対休暇
- 浄土のダークサイト
- 空っぽ寺

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